キャビテーションという言葉を聞いたことはありますか?痩身エステマシンに必ずと言っていいほど搭載されている機能の名称です。今回はこのキャビテーションがどのような仕組みで脂肪にアプローチしていくのか、痩身効果を得られるのかを調べました!
キャビテーションの仕組み
キャビテーションとはエステサロンやセルフエステでは定番の超音波を使って脂肪を乳化させる痩身機器のことを言い、お店によっては超音波という名称で呼ばれていたりします。超音波と聞いてもあまりピンとこないと思いますが、簡単に言うと人間の耳では聞き取ることのできない音のことです。

その超音波を脂肪に当てると、脂肪層に気泡が発生して弾けるのですが、その気泡が弾ける時に周りの脂肪がアプローチされて乳化するという仕組みになっています。通常脂肪は冷たく硬くなっていることが多いのですが、乳化することでキャビテーションを当てた部位の脂肪が柔らかくなっていることを実感できます。
“気泡が弾ける”と聞くとなんだか痛そうなイメージをしてしまいますが、全く痛みなどを感じないのでキャビテーションは切らない脂肪吸引とも呼ばれています。人によっては若干マシンのヘッドが振動している感じや、キーンというモスキート音のようなものを感じる程度で、おそらくほとんどの人は特に何も感じないと思います。
当てるだけでは意味がない?
キャビテーションが脂肪を乳化してくれることは分かりましたが、じゃあそれだけでダイエット効果があるのかというと実はそうではないみたいです。乳化した脂肪はその後リンパに流れて血液に溶け出し、老廃物として汗や尿となって体外に排出されるのですが、この排出がスムーズに行われないと効果が出ないようです。

そのためセルフエステでは施術後に必ずこんな風にアドバイスされます。
- お水をたくさん飲みましょう
- 運動や半身浴で汗を流しましょう
- 2時間は食事を控えましょう
まず水分をたくさん取ることや汗を流すことで老廃物の排出を促しましょう、ということですね。それから施術後乳化されて急に脂肪が減ると、体は急いで脂肪を補給しようとしてしまい過剰に栄養を吸収してしまうそう。なのでその反応が落ち着く2時間後ぐらいまでは基本的にお水やお茶以外は口にしない方が良いみたいです。施術前だとしても1時間前までには食事を済まして置くと良いそうです。
このようにキャビテーションを当てた後は注意点がたくさんありますが、逆に言えば仕組みさえきちんと理解できていればセルフエステでも十分効果が得られるということです。
理想的な頻度は?
キャビテーションの仕組みや当てた後の注意点が分かったら、じゃあセルフエステで毎日マシンを当てよう!と思うかもしれませんが、ほとんどのセルフエステでは同じ部位に当てるのは2〜3日に1回までとされています。

それは脂肪が乳化されて老廃物として体外に排出されるまで、だいたい48時間かかると言われているからのようです。なので1つの部位を集中的にケアしたい場合は週2回くらいが理想的な頻度とされています。セルフエステはサブスクで通うほどお得なので毎日通いたい場合は部位を変える必要があるということですね。
まとめ
今回はセルフエステのキャビテーションの仕組みや効果についてをまとめました。ただ当てるだけでなく、当てた後のケアを怠らなければセルフエステでもしっかり効果は実感できるでしょう。これからセルフエステを始めてみたいと考えている方や、セルフエステに通っているけどイマイチ効果を実感できていないと言う方は参考にしてみてください。
過去記事ではセルフエステ比較やマシン比較も紹介していますのでこちらも参考にしてみてくださいね。